4.0
4.2
3.6
3.5
4.0
4.5
3.0
日立の縦型洗濯乾燥機「BW-D9MV」は、洗濯容量9kg・乾燥容量6kgを備えた大容量モデルです。上開き構造の縦型ながら、標準使用水量72Lという水量設定は一般的な縦型の水準に収まっており、まとめ洗いが多いファミリー層に向いた製品といえます。予約タイマーや風呂水ポンプ、カビ取り機能といった実用的な機能も標準で搭載されており、日常使いの利便性は高めです。カラーはシャンパンパールホワイトの1色展開で、洗面所や脱衣所に置いても主張しすぎない落ち着いた外観です。
省エネ性については、洗濯時の消費電力が530W・消費電力量が170Whと、縦型としては標準的な数値です。一方、洗濯乾燥時の消費電力量は1,930Whと大きく跳ね上がるため、乾燥機能を頻繁に使う場合は電気代への影響に注意が必要です。本体サイズは幅650×高さ1,040×奥行き645mmで、防水パンの内寸奥行き540mmに対応しています。設置前にお使いの防水パンのサイズを必ず確認してください。静音性については本スペックデータからの直接的な数値(運転音dB)は記載がなく、推測の域を出ませんが、縦型特有のパルセーター駆動音はある程度発生するとみておくのが妥当です。
修理・クリーニングの観点では、日立の縦型モデルは分解修理への対応が可能で、部品供給も比較的安定しているため、修理対応度は高く評価できます。洗濯槽クリーニングについても対応可能ですが、使用年数が5年を超えている場合はパルセーター(洗濯槽底部の回転羽根)が固着して分解できないケースがあり、クリーニングの作業範囲が制限される場合があります。長期使用を見据えた購入検討の際は、この点も考慮に入れておくと良いでしょう。
良い点
- 洗濯9kg・乾燥6kgの大容量設計で、ファミリー世帯のまとめ洗いに対応しやすい
- 予約タイマー・風呂水ポンプ・カビ取り機能を標準搭載し、日常使いの利便性が高い
- 日立の縦型は修理対応の実績があり、長期使用時の安心感がある
- 洗濯時消費電力量170Whは縦型として標準的な水準で、洗濯のみであれば省エネ性は確保されている
気になる点
- 乾燥時の消費電力量が1,930Whと高く、乾燥機能を多用すると電気代がかさむ可能性がある
- 使用年数5年以上になるとパルセーターの固着リスクが高まり、洗濯槽クリーニングが十分に行えない場合がある
- 防水パン内寸奥行き540mmへの対応が必要なため、設置スペースの事前確認が欠かせない