3.8
3.8
3.7
3.9
3.8
4.5
3.5
日立の全自動縦型洗濯機「NW-80B」は、洗濯容量8kgの上開きタイプで、3〜4人家族の日常使いを想定した標準的なスペック構成を持つモデルです。標準コースの洗濯時間は44分と比較的スムーズに仕上がり、騒音レベルは洗濯時42dB・脱水時48dBと縦型の中では抑えられた部類に入ります。1回あたりのランニングコストは電気代・水道代を合わせておよそ35.4円(50Hz/60Hz共通)と、日常的に使う際の費用感もつかみやすい設計です。風呂水ポンプや予約タイマー、ほぐし脱水、カビ取り機能といった実用的な機能を一通り備えており、機能面での不足感は少ないでしょう。乾燥機能は搭載されていないため、乾燥まで自動で行いたい場合は別途乾燥機との併用が必要になります。
設置面では本体幅570mm・奥行590mm(外形寸法)とコンパクトにまとまっており、防水パン内寸奥行530mmに対応しています。ただし設置スペースは事前にしっかり確認することをおすすめします。本体質量は40kgあるため、搬入・設置の際には注意が必要です。新品最安値はおよそ5万円台前半(¥50,824)と、エントリー〜ミドルクラスの価格帯に位置しており、コスト重視で信頼性の高いメーカーを選びたいユーザーに向いた選択肢といえます。
アフターサポートの面では、日立の縦型洗濯機として修理対応が可能で、部品供給も比較的安定していることは安心材料です。洗濯槽クリーニング(内部分解洗浄)にも対応していますが、使用年数が5年を超えるとパルセーター(洗濯槽底部の回転羽根)が固着して分解できないケースがあるという点は把握しておく必要があります。長期使用を見越してクリーニングを検討する場合は、早めの依頼が結果的に選択肢を広げることにつながります。
良い点
- 洗濯時42dB・脱水時48dBと縦型としては比較的静かで、マンションや夜間使用でも使いやすい
- 予約タイマー・風呂水ポンプ・ほぐし脱水・カビ取り機能を搭載しており、日常利用で役立つ機能が一通り揃っている
- 1回あたりのランニングコストが約35.4円と明確で、家計管理がしやすい
- 日立製縦型モデルとして修理対応・部品供給が比較的安定しており、長期使用への信頼性がある
気になる点
- 乾燥機能を搭載していないため、洗濯から乾燥まで一台で完結させたいニーズには対応できない
- 標準使用水量が120Lと多めで、節水性能を重視するユーザーには物足りなさを感じる場合がある
- 使用年数5年以上になるとパルセーターの固着により槽クリーニング(分解洗浄)が実施できないケースがあり、定期メンテナンスは早めの対応が推奨される