4.1
4.3
3.5
4.2
4.3
4.5
3.0
シャープの縦型洗濯乾燥機「ES-PW11F」は、洗濯容量11kg・乾燥容量6kgを備えた大容量モデルで、ファミリー世帯の日常使いを主なターゲットとしている。AI自動運転や温風洗浄、カビ取り機能、自動おそうじといった機能を一通り搭載しており、日々のメンテナンス負担を軽減したいユーザーに向いた設計だ。スマホ連携や予約タイマーにも対応しており、外出先からの操作や生活リズムに合わせた運転スケジュール設定が可能。洗濯時の騒音レベルは39dB、脱水時38dBと縦型としては静かな部類に入り、集合住宅でも比較的使いやすい水準にある。標準コースの洗濯時間は46分、洗濯乾燥時は220分(目安)と一般的な範囲だ。
乾燥方式はヒーター式排気式を採用している。ヒートポンプ式と比較すると乾燥時の消費電力量は2200Whと高めで、1回あたりの洗濯乾燥コストは目安で83.4円となる。乾燥機能を頻繁に使う家庭では月間の電気代に一定の影響が出る点は考慮しておきたい。一方、洗濯のみであれば1回あたりのコスト目安は34円(電気代3円+水道代31円)に抑えられる。風呂水ポンプを活用すれば、洗濯乾燥時の水道代は24円とさらに節約につながる。インバーター搭載により、洗濯・脱水時のモーター制御が細かく行われ、振動抑制や静音性の向上にも寄与している。
修理・クリーニングの対応状況についても触れておく。シャープの縦型洗濯機は分解修理への対応が可能で、部品供給も比較的安定しているとされており、修理対応度は高い評価となる。クリーニング(分解洗浄)についても基本的には対応可能だが、使用年数が5年以上になるとパルセーターが固着し、分解できないケースが生じるリスクがある。長期使用後にクリーニングを検討している場合は、事前に専門業者へ状態確認を依頼することを推奨する。
良い点
- 11kgの大容量洗濯槽とAI自動運転・温風洗浄の組み合わせで、大量の洗濯物もまとめて効率よくこなせる
- 洗濯時39dB・脱水時38dBと、縦型洗濯乾燥機としては静音性が高く、マンション等でも使いやすい
- スマホ連携・予約タイマー・シワ取り機能・自動おそうじ・カビ取り機能など利便性・衛生管理機能が充実している
- 風呂水ポンプ搭載により、節水を意識した使い方にも対応できる
気になる点
- 乾燥方式がヒーター式排気式のため、乾燥利用時の消費電力量が2200Whと高く、乾燥を多用する家庭では電気代が積み上がりやすい
- 新品最安値が168,000円と価格帯が高く、初期投資として相応の予算が必要になる
- 使用年数5年以上になるとパルセーターの固着リスクが高まり、分解クリーニングに対応できない場合がある。定期的なメンテナンスを早めに検討することが望ましい