3.8
3.8
3.2
4.2
3.7
4.2
4.2
シャープのES-S7Hは、洗濯容量7kg・乾燥容量3.5kgのコンパクトなドラム式洗濯乾燥機です。新品最安値が約6万円台という価格帯は、ドラム式としては比較的手が届きやすいゾーンに位置します。斜型ドラムの左開き設計を採用しており、設置スペースや間取りによっては開閉方向の確認が必要です。洗濯時の騒音は24dBと非常に静かで、集合住宅でも使いやすい水準です。脱水時は39dBとやや上がるものの、全体的に静音性は高く評価できます。標準コースの洗濯時間は44分とオーソドックスな水準で、洗濯から乾燥まで通しで使う場合は約170分かかります。
乾燥方式はヒーター式水冷除湿を採用しています。ヒートポンプ式と比べると乾燥時の消費電力量が1回あたり1600Whと高めで、乾燥使用時の電気代目安は1回43.2円となります。毎日乾燥機能を使う場合は年間の電気代に影響するため、光熱費を重視するユーザーは注意が必要です。一方、インバーター搭載による洗濯時の消費電力は60Whと抑えられており、洗濯のみの使用では1回あたりのランニングコストは16.7円(水道代込み)と現実的な水準です。自動おそうじ機能やカビ取り機能が搭載されている点は、清潔な状態を維持する上での助けになります。
修理・メンテナンス面では、シャープのドラム式は分解修理・クリーニングともに対応可能とされており、長期使用を見据えたサポート体制が整っています。ドラム式洗濯機は内部に汚れやカビが蓄積しやすい構造のため、定期的なプロによる分解クリーニングを受けられる点は、衛生面や機器の寿命を考えると大きなメリットです。購入後の維持コストや修理対応を含めてトータルで検討する際、この対応範囲の広さは安心材料のひとつといえます。
良い点
- 洗濯時の騒音が24dBと非常に静かで、マンションや夜間使用にも配慮しやすい
- インバーター搭載により洗濯時の消費電力を抑えており、洗濯のみ使用時のランニングコストは比較的良好
- 自動おそうじ機能・カビ取り機能を備え、日常的な庫内の衛生維持をサポート
- 分解修理・分解クリーニングともに対応可能で、長期使用時のメンテナンス手段が確保されている
気になる点
- 乾燥方式がヒーター式水冷除湿のため、乾燥1回あたりの電気代目安が43.2円と高め。毎日乾燥まで使う家庭では年間の電気代が積み上がりやすい
- 乾燥容量が3.5kgと洗濯容量の半分程度にとどまるため、洗濯物の多い日は乾燥を分けて行う必要が生じる場合がある
- 左開き固定のため、設置場所や動線によっては扉の開閉スペースの確保が難しいケースがある(購入前に設置環境の確認が必須)